CADを独学で勉強して覚えられることは、これまでに書いてきていますが、
CADの仕事に就く方法は、難しいと言えば難しいのですが、簡単と言えば簡単なのです。
派遣や就職のための面接は、どれだけやる気を見せられるか、会社のニーズに答えられるかということをきちんと答えられるか、
ということがポイントだと分かってから私は、CADの経験が積み重なってきた自信もありますが、面接は100%受かるようになりました。
CADオペレーターになるというのも、少しでもCADを使ったことがあれば、その経験をしっかりと前向きに伝えれば、派遣などでも紹介してもらいやすいです。
今現在だと、求人がたくさん増えていますから、スクール卒の方の募集や未経験者の募集も多くて、今なら狙いめ!だと思います。
未経験者OKの募集に、独学で勉強しました、と言えれば有利ですよね。自信を持って面接にも臨めます。
そして、簡単に経験を積む方法というのは、今いる職場で聞いてみる。ということなんですね。
周りでCADが使われているのであれば、勉強したのでお手伝いできることがあれば手伝わせてください、と言ってみる。
周りで使われていないとしても、CADを勉強したので何か使えることがあれば使わせて欲しいと申し出てみる。
その時は特に需要はなくとも、言っておくだけで、後々需要が出た時に使わせてもらえたりもします。
もしくは、自分の仕事の中でCADが活かせることがないか考えてみて、使えるようならば使う。
活かせることはあるけどソフトがないからできない、などの場合はフリーソフトであるJwcadや、DraftSight(ドラフトサイト)など無料のものを学習すれば使えます。
会社のパソコンに、勝手にインストールできない場合は仕事をよくするために使いたい、と提案してみればいいですし。
それが行動を起こすということなんですよね。
ちなみに「DraftSight」は、AutoCADによく似たソフトで、多少の違いはありますが、AutoCADが使えれば、特にキーボードからの操作を覚えておけば、いきなりでもなんとか使えるソフトなのです。
DraftSight は、CATIA(キャティア)というハイエンド3次元CADソフトを扱う ダッソー・システムズ というフランスのソフトウェア会社が無償で提供してくれいています。
無償であるのに加えて、ネット上にpdfで「DraftSight 基本マニュアル」まで提供してくれているので、ダウンロードから学習まで全く無料でできてしまうところもスゴいのです。
DraftSight の学習本も市販されていますので、AutoCADの体験版の期限が切れたら、DraftSightで練習するというのも一つの方法ですね。
ただ、仕事で使うには、AutoCADと同じdwgファイルではあるのですが、テキストがうまく互換されず修正が必要になるため、あくまで閲覧と練習用に最適だと私は考えています。
実際に急ぎで、家で作業しなければならない時があった時に、テキスト以外を作図してコピーし、テキスト部分はAutoCADで記入して仕上げたこともありました。
AutoCAD と Jwcad では見た目も、線一つひく操作も全く違い、いきなり使うには難しいのです。
ですので、Jwcadについては、メインがAutoCADである場合などは、毎日使っていないと忘れてしまいがちになるため、本一冊はいつでも見れるようにデスクに常備していました。
CADオペレーターになるには、結局のところ経験をまずはつけるということ、そのために自分で学習してやる気を見せるということ、になるのですが。
未経験でもやる気があれば採用してもらうことは可能ですから、結局、やる気一つというのが回答になってしまいますね。
もちろん、資金があるならスクールに通うのはとても有効であると思います。
CADの認定試験を受けて、使える証明を取得するのも一つの方法ですが、
私自身は資格が必要だと感じたことはなく、実務経験をつければつけるほど、次の就職につながりやすいと実感しています。
どうしても採用してもらえない場合に、CADの資格取得は有効だと思います。
面接まで行けたら、学習したCAD図面を印刷して持参して見てもらうといのもありですよね。
もっと言えば、履歴書に図面を同封して送ってしまうというのも、やる気と実力を見せられる一つの方法ではないかともおもいます。
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